第7章 短期トレードと長期トレードどっちがいいのか？
短期トレードと長期トレード
今回は短期トレードと長期トレードの利点と欠点を書いていきます。
まず皆さんはどちらのトレードが好みでしょうか？
私は元々スキャルピングが好きで、よくトレードをしていました。
初心者の頃は1年間で900以上のトレードをしており、
毎週反省点や良かった所をまとめていました。
しかし、トレードをしていくとスプレッドが無視できないことに気づきました。
当時はまだスプレッドが高く、スキャルピングをするには不向きだったとも言えます。
また、スキャルピングをしていくうちにデイトレードの方が稼げる事が分かり、
今では長期投資をメインに投資するようになりました。
私が普通なのかは分かりませんが、短期から長期まで全てを経験したと言えます。
短期トレードの利点と欠点
主にスキャルピングについてお話します。
まずスキャルピングの良いところは短時間で出来ることです。
時間のない社会人でもスキャルピングなら参戦しやすいのではないでしょうか。
そして何よりポジションの時間が少ないので、リスクが低いのが魅力です。
ブログを見ていると、ハイレバレッジでスキャルピングされてる方をよく見かけます。
スキャルピングならリスクを最小に抑えれるので、
ハイレバでも危険性が少ないと言えるかもしれません。
ただ、為替はいつ何が起こるか分かりませんので、運というものが絡みます。
私がスキャルピングをする上で重要視していたのは
トレンドの勢いと乖離率、サポートラインと移動平均線をよく使用していました。
とても単純なテクニカルのみでトレードしていたので
皆さんの参考になるようなトレードを教えることが出来ないんですよね。
欠点はやはりスプレッドと稼ごうとすると疲れることでしょうか。
スキャルピングは入れる場所を増やしつつ、勝率を高めなければなりません。
1週間に3回しかトレードできないと、利益が出ませんよね。
必然的にチャートに張り付かなくてはダメなので、正直疲れます。
私がスキャルピングをしなくなったのもチャートに取れる時間が無くなったからです。
私がスキャルピングをしていた当時は、スプレッドがドル円で0.8銭くらいだったので
1万通貨を900回トレードすると7万2000円になります。
中々の金額ですよね。
長期トレードの利点と欠点
私も今では長期投資をしているのですが、
長期投資で大切なのはリスクヘッジと運用方法です。
長期投資での一番のリスクヘッジは、レバレッジの倍率でしょう。
私は基本１～2倍で運用していますが、2倍でも危険な時があります。
運用方法で有名なのがドルコスト平均法でしょうか。
ドルコスト平均法とは
一度に購入せず、 資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して投資する方法です。
私は基本ドルコスト平均法に少しアレンジを加えた投資方法でやっています。
その方法については違う記事で紹介したいと思います。
長期トレードの利点は何といってもチャートに張り付かなくていいことです。
また、テクニカルよりもファンダメンタルズを重視すると思うので
投資するまでは大変ですが、投資した後は時々覗くくらいで十分です。
私の知り合いでお金持ちの方は、長期投資の方が圧倒的に多いです。
長期投資の欠点は良くも悪くも時間が掛かることです。
私は投資を若い人にこそお勧めしていますがその理由は、
投資は回収するのにどうしても時間が掛かるからです。
もう一つの欠点は、長期投資をする上で10年後に
どうなっているか予想するのは難しいものです。
例え、どれほど優れた投資家であろうと予想するのは困難でしょう。
なので、長期保有によるリスクが生じてしまいます。
しかし、世界は常に成長していきます。
大きなチャンスが絶対に来ると思うので、
じっくり時期を待つのが長期投資の基本と言えます。
結局どちらがいいのか？
短期も長期もどちらも利点があります。
ただ、どちらかと言われれば長期投資をお勧めします。
FXのことばかり話していますが、長期投資に限って言えば
株などを特にお勧めします。
リーマンショックのような出来事がいずれ来ますので
その後に割安株を分散投資で買ってみるといいと思います。
私はちょうどリーマンショック後に投資を始めたので
その時に買った株は全て利益が乗っています。
投資はちゃんと知識と時期を理解すれば、誰でも稼げることができます。
皆さんも投資の世界へ来てみませんか？
